2010年7月31日土曜日

ここでの家族

文化センターのクアトロ教室で知り合ったミラグロが、
お家に招待してくれた。
朝タクシーで迎えに来てくれ、
エンパナーダをごちそうになり、
教会へ。

アドベンティスタというカトリックなどに比べて少数派キリスト教徒の彼ら。
聖歌はプロジェクターを使って壁に映像と歌詞つきで映すという、
超現代的!
おかげで一緒に歌える。
聖歌になんだかジーンときて泣きそうになること多々。
がしかし、
わけのわからないミサや聖書の勉強会3時間…
ね、眠い…
拷問…

教会へ行ったあとミラグロの家に戻り、
お昼をごちそうに。
が、朝の油たっぷりエンパナーダのせいか胃が痛くなり始める…
朝のエンパナーダ、危険…

だんなさんのフレディは建築家。
Google arthで日本の我が家を見た後、印刷してプレゼントしてくれた。
「部屋に張ったら家族が恋しいとき見れるでしょう」
ジーン!
3人いる息子の次男フレディ(10)は絵がめちゃ上手。
あたしの似顔絵を描いてプレゼントしてくれた。
ちゃんと自分の分のコピーまでとって。
ジーン!
三男フレディ(4)はあたしのことを「Hermana(お姉ちゃん)」と呼んでくれる。
長男フレディ(14)も日本に対して好奇心旺盛で明るくて優しい!
っていうか、名前が全員フレディ。
紛らわしすぎる!!!!!
それぞれあだ名がついてるんだけど、
なんてわかりにくいんだ…。

胃の痛みを我慢しながら、
おやつにポップコーン、
夕食に揚げプラタノをいただき、
1日彼らと楽しんで帰宅。

だんなさんのフレディは
今日初めて会ったあたしにたいして、
「ここでの家族だと思ってね」と言ってくれた…
ウルウルしちゃったの隠せなかったかな。

2010年7月25日日曜日

素敵な日曜日

はじめて「村に日本人一人」ですごす日曜。
午前中、ゴキブリと接触などのアクシデントを乗り越えながら
クモの巣だらけの部屋の大掃除を済ませ、
午後、散歩に出発!
昨日おとといの激しい「チーナ」攻撃に若干ビビりながらも歩きだすと、
川岸に一人のヤギ飼いの少年発見!
差別的な目で見てこない、
よし、話しかけよう!
“おととい着ただかりでまだ友達がいないの”(若干演技)
すると、
「僕の友達だよ」
「彼らも友達だよ」
って具合に少年ジョナサンの友達がぞくぞくと集まってくる。

まだ町のことも全然わからないというと、
「バイクで案内するよ!」と。
が、
JICAの規則で乗ってはいけないバイク
しかもノーヘル
さらに会ったばかりの男の人…

ま、行こう。
他に二人若者もいるし、
友達作りのチャンスだし、
ってことで出発!
病院・大学・警察・銀行・お墓…
「あっちは危ないよ、前に殺人があったんだ」などなど
いろいろと有益情報を教えてくれ(笑)
アイスまでおごってくれて、
町を一周して川岸へ戻った。
その後さらに多くの子どもたちが集まってきてしゃべってると、雨が。
その中の一人の少年の家へ。
お決まりの「日本語で俺の名前書いてくれよ」に対応しつつ、夕方までおしゃべり。
魚の缶詰をお土産にもらって、夕飯の買出しにでかけると、
なんと今日は日曜!店が全くあいてない!!!
しょうがない、屋台でペロカリエンテ(直訳:熱い犬 英訳:ホットドッグ)でも…
と歩いてると、
近所に住んでる同僚の姉と遭遇!
-「うちに食べに来たら?」
ラッキー☆
スパゲッティーとアレパ(とうもろこしパン)とアロスコンレチェ(お米のミルク煮)っていう、
炭水化物オンパレードの夕飯をいただき、
お向かいさん家にも行き、
9時、帰宅。

暖かいご近所さんたちの親切で、
「この村で一人で2年やってける!」
って思えた、素敵な1日だった☆★☆


マイルーム

2010年7月24日土曜日

一晩明けて

うるさい!
うるさい うるさい うるさい うるさいいいいいいーーーーーーっ!!!!!!!!!!
ガーン。

赴任前、先輩隊員から
「週末はうるさいから耳栓必須だよ」
ってメールをもらった。
耳栓なら3セットもってるし、
音楽かけるならいっそ一緒に踊っちゃえばいいし~
甘かった!!!

深夜12時頃やってきた大型スピーカー搭載車、私の部屋の目の前に停車。
爆音!!!
窓は振動でビリビリいうし、ベットまで低音で振動するし、
耳栓なんて何の意味もない。
ね、寝れない…。
クラブのド真ん中にベットおいて寝てるようだ。

なんなんだ!なんで苦情がでないんだ!なんでみんな寝れるんだーーー!?
いや、地域住民は寝てないのか!?

超大音量でかける音楽は、
朝5時まで続いた。。。

ぐったりして朝を迎えると、
朝7時、
また来たーーーーーーー!!!!!

家の中にいても、耳元で大声ださないと声が聞こえないくらいうるさい。
家主のセニョーラ・プラヘーデスに相談するも、
「こっちの習慣だよ」
と、全く気にしてない。
絶対耳おかしい!!!

私の家の前は、川沿いの陸上競技やスポーツをするちょっとした広場(道?)的なところで、
私の部屋の目の前に観覧席がどどーんとある。
そのためか、そのイスで酔っ払いが大騒ぎしたり、
ちょうど車をとめるのにいい感じの場所らしく、

くる車くる車ウチの前に止まる。。。

ウチといっても、廊下をはさんだ家主の部屋は全然マシ。
私の部屋は道に面してるせいで振動が…
となりの部屋のコロンビア人女性、なぜ平気なの?!

結局朝きた車は1時間くらいでさっていったけど、
引越し先を探そう、
ここには住めないと
1晩で確信した。

2010年7月23日金曜日

いざ任地へ

いよいよ任地に赴任!
意外と緊張してない。
カラカスについたはじめのころは、
“日本人一人で活動”って考えると心臓がドキドキして、
任地に行くのが不安で怖いと思うときさえあった。
でも最後の週には行くのが楽しみになってきた!
-ああ、よかった。隊員たるもの、そうでなくては!
理由は多分、
1ヶ月カラカスで楽しく過ごせたから自信がついた、
「あんなことしてみたい」といういろんなプランが頭に沸いてきた、
ちょっと飽きてきた…から?!
いずれにせよ、日本での保育園勤務時代に精神力を鍛えてきた私、
ここにきてますます心臓増毛。

さて、バリーナスへ向かう飛行機は2時間遅れで出発。
同期ともちゃんは2時間半遅れ、
大ちゃん、
飛ばず…。
彼は結局4日後に出発することになった。
…うーん、さすが。

小さな飛行機で飛ぶこと約1時間、平地バリーナスのちいっさい空港へ到着。
あっつーー。
先輩隊員のけいちゃんが配属先の人たちと一緒に空港まで迎えにきてくれることになってたのも、安心できた理由の一つだった。
迎えのワゴン車は壊れかけ、フロントガラスにはヒビが入ってるし、窓はひとつ閉まらないし、座った助手席の下のエンジンがめっちゃあつくて足は真っ赤に…。ぶっちゃけ軽い火傷!?
走ること2時間、やっと任地ビスククイ村に到着―!

朝まで連絡所でネットしてたせいでほとんど寝てなかったけど、新しい土地にアドレナリン全開!
配属先の文化センターに挨拶したあと、けいちゃんに中心地をちょっこと案内してもらった。
思ったより店も多いし、“村”じゃない、“町”だー!
中国人が経営してる大きめスーパーもあるし、なんでも揃いそう。
シティガールには到底及ばないけど、
タウンガールとよんでもらおう。

家は川の近くにある貸家の2階。



家賃は300Bs.(台所を使うと+10Bs.、部屋でテレビをみるなら+10B.
家主のおばちゃんとバイク屋の店長の男性と、同じくバイク屋の女性と、下着屋の若いコロンビア人女性が住んでいる。
家主のSraプラヘーデスは前に住んでた隊員曰くぶっきらぼうだということだったけど、
笑顔で話してくれたし、
なんとかやっていけそうだ。
ただ、早口な上に語調が強くて何言ってるか全然わかんない…。
でも、
Poco apoco ”(少しずつ)
あせらないあせらない。

¡ ¡ ¡ 2年間よろしくBiscucuy! ! !