2010年10月30日土曜日

コーヒーの村 ビスククイ

ベネズエラではコーヒー豆栽培がさかんで、
人々は毎日よくコーヒーを飲む。
日本人には理解できないほどの大量の砂糖を入れて…

わが村ビスククイも、ちょっと山を上がるとコーヒーの木がたくさんあって、
ビスククイ産コーヒーも販売されている。


10月から12月にかけては収穫の時期
日本の田植え・稲刈りの時期と同じように、
コーヒー畑を持っている人たちは急がしそうである。
というか疲れている。

そんな今日この頃、今朝道路を歩いていると、
なんと道路にぎっしりコーヒー豆が!
しかも上に車とまってるーーー!!!


こうやって乾かしているのか…


ベネズエラ人は冷めたコーヒーが嫌いで、
アイスコーヒーをおく店は首都の洒落たカフェチェーン店以外まず無い。
が、
わが村ビスククイにはアイスコーヒーが飲めるカフェがあるのである!
ベネ隊員間では有名な
“Cafe Biscucuy”(カフェ ビスククイ)
バスターミナルにあって、
普通のビスククイコーヒーより倍の値段がする上質なブランドビスククイコーヒーを使っている。
だから、たっぷりチョコやら練乳やらが入っていても、
しっかりおいしいコーヒー味がするのだ!

たまの贅沢…☆

2010年10月29日金曜日

野良イグアナ

真昼間、幼稚園に出勤しようとドアを開けると、
なんと家の前の道路にイグアナが!!!

おおーーー!!!
さすが南米!
前に友達の家で木の上にいるイグアナをチラッと見たことはあったけど…
かなり興奮!

するとお向かいのセニョールがさっと抱えて家へ連れて行くではないか!
追いかけて家にお邪魔すると、
奥さんや娘たちはキャーキャー言いながら逃げている(笑)

ここは勇気を出して触ってみよう!
おお、やわらかい~
もっとゴツゴツしてるか、ヌルっとしてるのかと思ってた。
背中のトゲみたいに見えるとこもやわらかい。
歯も弱そうなちっちゃいのが生えてるだけ。
おとなしいし、
なんかかわいいかも。


若干余韻で興奮しながら幼稚園に出勤した私。
「イグアナがいたのー!初めて触ったのー!」
と用務さんに話すと、
「ここにはいっぱいいるわよ」
といったって普通の反応。

おお、さすが南米!

2010年10月24日日曜日

クアトロ購入

ベネズエラには弦が4本のクアトロという楽器がある。
前から配属先の文化センターでたまに習っていたのだが、
文化センターには壊れかけた子供用クアトロしかなく、
他の子のクアトロをかりて練習したりしてたので、
ついに購入を決意!

土日でバルキシメトという大きな町へ行き、
先輩隊員に付き合ってもらい楽器屋めぐり。
結局大きなデパートで、
ちょっと小さめだけど、かわいい色合いのクアトロをゲット!
うれしい~!




命名:チャルメラ
(シール部分の柄がなんとなくラーメンどんぶりの模様を連想させることから)


日曜は民芸品がたくさん売ってるティントレロというお土産やさん街のような所へ連れてってもらった。
購買意欲のわくお土産がほとんど無いベネズエラ、
ここには珍しくかわいいお土産がそろってるー!!
特に木彫り製品。
日本人はやっぱり木が好きだと実感、
ツボにはまる~!


食べ物以外のお土産はほとんど木彫り製品になるんじゃないか…と思う。。。

2010年10月12日火曜日

髪の毛ごっそり

不慣れな外国生活、あまりのストレスに脱毛が…

いやいや、
半年ぶりに(!!)散髪しました。
自分の部屋で。

同期ともちゃんにスキはさみを借りて、
美容院で盗み見して学んできたテクを駆使して、
カーーット!!!
切り始めたらどんどん切りたくなって、
普通の文房具バサミと組み合わせながら、相当な量をすいた。

めっちゃスッキリーーー!!!



このスキはさみ、
首都から持ってくるときに
はさみをリュックの中に持ってることすっかり忘れて飛行機のゲートにイン。
X線検査でひっかかり、
もう一度カウンターに戻る羽目になり、
空港使用料をもう一度払って(くっそー、なぜだー!)
やっと持ってきた代物。


幼稚園の先生たちには
「なんで切っちゃったの!?」
といささか不評気味だったが
(こっちの美的感覚はまっすぐで長い髪)
他の人には
「美容院で切ったの?」→「えっ!!自分で??」
「髪の切り方知ってるの?すてきだわ!」→「私の髪も切って」
という感じで(お世辞で?)好評(自己満)!

どうぞ美容院マリエへいらして下さいね☆

2010年10月11日月曜日

働くって...

先週からついに幼稚園が始まった!
1週間ずつ1つのクラスに入ることに決まった。
各クラス約25人の子どもに、先生が1人か2人。
(子どもの人数が同じなのに大人の人数が違うとこが適当…。
誰が1人担任になるかは教育課によって決められるらしい。)
午前のクラスが7時から12時、
午後のクラスが12時から17時で、
先生も子どもも全員入れ替わる。
私も出勤時間を午前と午後と週ごとに変えることにした。

子どもたちは3歳から5歳まで一緒のクラスである。
異年齢交流という意味ではいいけど、
何か活動を行うとなると、
発達差がありすぎて、一斉に同じことを行うのはかなり難しい…
集中力も興味も、出きることも全然違う。
でも、先生が2人いるから、そのへんはうまくフォローしながら出来ているよう。

はじめに入った午前のクラス、
実習生になった気分。
噂で聞いて想像していた、現地の「何にもしないで座ってるだけ」先生像(失礼)とは全然違う!
朝の歌から始まり、子どもにきちんとおもちゃや部屋の扱い方をわかりやすく話したり、片付けや場所を移動するときも歌で子どもをうまく乗せて秩序がある、毎日の制作活動も楽しいし、園庭で遊んでいるときも、子どもと一緒に遊んだり、危険がないようちゃんと固定遊具についたり。遊びながら歌まで歌ったりして、楽しい保育してる!

日本の幼稚園のベテラン教師みたい、別に私いなくても大丈夫。
これなら、保育の基礎を教えなくても、もうちょっと制作活動の紹介や、絵本や運動遊びの取り入れの提案をするくらいで良さそう…
実際、私が授業の一部を使って子どもに直接指導をし、いくつかの活動の紹介も出来た。
-ああ、子どもと働くって楽しいな~。しかも子どもは15人もこないのに先生は私入れて3人もいて楽ちんだし、時間は短いし-


…と思っていた翌週。
同じ教室の午後のクラスに出勤。

!!!学級崩壊!!!
先生、座ってるーーー。
子どもが自由に遊んでる間、背中をむけて、ひたすら子どもたちの宿題をノートにかいている。
もちろん、子ども、好き放題。
積み木を投げる、遊具棚によじ登って飛び降りる、友達を叩く…
先生はたまに振り返って叱るだけ。。。

これはこれは…
午前のクラスとは全く正反対!
同じ幼稚園でこうも違うのかと絶句。
先生も悪い人ではないんだけれど、
1人担任のせいもあるのか、全然保育が出来てない。

なんか、疲れた…
久々に働くことの大変さを思い出した1日だった。

2010年10月5日火曜日

初上京イエーイ!


101日~5日まで予防接種のため首都カラカスへ上京。
しかし、注射は1日だけで、2日間は移動日、2日間は土日でお休みで、
けっこうゆっくり過ごせる…
と思いきや、なんだかんだ出かけたり、しゃべったりで毎日寝不足、
楽しく過ごした。


ベネズエラ料理大好きな私、
普段日本食が恋しくなることってほとんどないんだけど、
連絡所でお蕎麦やおいしい味噌汁を食べてたら、
やっぱり日本食最高って思った………。

というわけで、
初めて中国人の市場に行った!
中国の値段からしたら多分すっごい高値で
オイスターソースと米粉の麺と昆布の干物をゲット。
日本食も売ってるけど、とにかく高っ!!
もうちょっと月日がたってから買うことにしよう。。。
にしても、中国人市の周辺には中国人だらけ!
チャイナタウン?
ここはいったいどこなんだ、
と、ベネズエラにいるとは思えない。
中国人って、もはや地球人!?どこにでもいるんじゃないか?
すごいなあ!


最終日にははじめての後輩が到着!
もう先輩になったんだなあと思うと、
到着以来たかが3ヶ月、されど3ヶ月。

スペイン語もうちょっと勉強しよう…。