2010年9月29日水曜日

でた!これぞまさしく協力隊

幼稚園が始まったら講座は出来ない。
第二回目もやっちゃおう!
と思って園長に相談、
「いいわよ、じゃあ明日やって」
でたーーー!!!
これが協力隊間で噂の
「じゃ、明日」
ふふん、そんなことに驚かないわ、
それに備えて大体の準備はしてあるし。
とはいっても、
今回は他の先生に講座を開いてもらうつもりだったから、
まず協力してもらう先生探し。
副園長には誰でもいいといわれたけどまだよくわからないし選んでもらったら
即OKの返事が。
伝えたいことをよくわかってくれる先生で、無事に説明終了。
次は配布資料作り。昼までに終わらず午後いっぱいかかって完成。

当日の朝市役所にて資料印刷。
いざ、幼稚園へ!
朝からドキドキしながら開始の10時を待っていた私。
9時半、突如副園長登場。

「まりえ、今日は講座は出来ないわ。
大部分の人がペンキを(遊具に)塗ってるのよ」
でたーーーー!!!!
これも噂の“急な中止”
こっちは大急ぎで準備して
緊張までして待ってたっつーの。。。

ま、ちょっと予想は出来てたんだけど。
ていうのは前日、迫力満点おばちゃん教員2名が
「明日はペンキを塗るから講座には行けないわ」
と副園長にあたしの目の前で迷惑そうに言っていたからだ。
それまで毎日さんざんしゃべってるだけでだらけてたくせにー!!!

ま、そうは言っても仕方ない。
講座は年があけたらまたやろう…
と思って庭に出ると、

ペンキ塗ってるの2人だけじゃんかーーーー!!!!
なにが大多数だあああ

塗っていたのは教諭約35人中2名と用務さんたちだった…
あとは、座っておしゃべり…。
はああああ。

――ネタの提供ありがとう。――


ベネズエラ版幼児教育要領


2010年9月22日水曜日

村の水道タンク(?)の完成式(?)があった。


ビスククイの水道事情はあまりよくない。
1日数回何時間か出るだけ。
しかし、これからはタンクがなくても基本いつでも水がつかえるようになるとか。
うちはもともとタンクがあるし、停電中も水が出なかったことは無いからよくわからないけど。
市長や州長が来て、テープカットや文化センターの子どもたちによる歌やダンスの披露があった。



スナックの振る舞いもあって、お昼ご飯も子どもと市役所の食堂で食べられてお腹いっぱい。


しかし、完全にチャベス派の集会。
赤赤赤…
市役所の仕事 = チャビスタの集会
市役所や文化センターの仕事を手伝うと、
自動的にPSUV(チャベスの政党)の活動の手伝いになってしまう…。
今の政府が赤だから仕方ないけど、
政治活動には参加しちゃいけないというJICAの規則が。
仲のいい友達は反チャベス派だし、
なんとなく活動しずらい今日この頃。

大人たちはセレモニーの後行進に行くといっていた。
選挙を前に、政治活動が超活発化している。
彼らは政府がかわると職を失ったり、
生活かかってるから超重要なんだろう。

日本は選挙に対して関心が少ないのは、人々に不満が少ないからなのかな…??

2010年9月21日火曜日

初講座

今日は先生たちに対して初めての講座!
第一回講座のテーマは、
「日本の保育園と教育制度の紹介」


プロジェクターを教育課にかりに行ったあと、
前日市役所で印刷させてもらった先生へのアンケートを持って出勤。
プロジェクターの使い方がわからないといったら、
教育課の秘書の女性が来てくれて、講座の最後まで手伝ってくれた。
なんて協力的!!
-こういう柔軟性は絶対日本のお役所仕事よりいいと思う。
先生たちも、私の講座のために今日は全員午前出勤になったことを
前日に知らされてたけど、
全然普通にしてたし。
この国の仕事は、予定がころころ変わったり、
先の見通しが持てなくてやだと思ってたけど、
かえって柔軟に対応できるから、
どっちにも利点があるなと実感-

が、しかし、
EPSONのプロジェクター、私のSHARPのパソコンに対応しておらず、
使えず…!!
予定してた日本紹介用ビデオは私のパソコンでしか見れないから諦め、
仕方なく園のパソコンでUSBから見せることに。
が、
プロジェクターはOpen Officeに対応しておらず、
Power Pointにも変換できず、
使えず…!!!
写真を11枚話の内容ごとに探して見せるという、
もたついた講座に。
しかも、部屋の電気をつけないと電源がつかないせいで、
部屋が明るくて写真よく見えず…。

もうプロジェクターを使うのはよそう・・・。

結局うまく説明できなくて、
語学力の無さ改めて実感。
ビデオは結構興味を持って見ているようだったけど、
全体的にたいした反応なかったし、
微妙だったかなぁ( : _ ; )
最後にアンケートをかいてもらったけど、
質問の意図が伝わったかも定かでなく。
っていうか筆記体でざっと書かれると、
まだ文脈から単語が想像出来ないから、解読不能…!
誰かに助けてもらおう・・・。

2010年9月19日日曜日

別荘でフィエスタ

金曜から火曜までポートレリートでフィエスタがあった。
家主の別荘の庭が会場になってた。




ビールの売れ行きがすごい。
競馬があったり、
毎日いろんなイベントをやってるらしい。
なかなかおもしろかった。


ついたとたんエンパナーダ、
お昼にはバーベキューした大きな牛肉と大きなゆでたジュカ、
食べきれず…。

帰り道、
ペドロ「お腹すいたよ、鳥肉食べよう」
ってことで、みんなでレストランへ。

お腹すいてないし少しにしとこう、
ん、おいしい~
もう一口食べちゃおう(繰り返し)
ああ、ついつい…

やばい。

2010年9月16日木曜日

アルヒミロ·ガバルドン幼稚園

任地赴任から待つこと2ヶ月、ついに配属先の幼稚園が始まった!!
…っていっても先生たちだけ。
本当だったら920日が全国学校始業日だったんだけど、
国会議員選挙のため104日に延期。先生たちも22日~27日まではもう一回夏休み、
休み過ぎ…。

さてさて、朝7時登園するとずらっと先生集合、
なんかみんな迫力がある。
彼女たちを前にしたら子どもはいうこときくだろうという迫力。
目つき?顔つき?体格…?
負けた…。。。
でもフレンドリーな人が多くて一安心。
一人の先生が話し相手になってくれて、
おしゃべりしてた。
っていうか、新学期の準備期間のはずなのに、
先生たち何もしない…
おしゃべりしてたり、
はたまたアクセサリーとかクツとか何か売ってたり(副業!?)
掃除は用務員さんがいっぱいいて、彼らだけがしていた。
先生によってはちょこっと部屋の整理したり作り物したりしたり、
進入園児の書類準備したりと、なんとなくは働いてるんだけど…
すごいな、このゆとり。。。
1時間半くらい教育課長がきて会議のあと(何話してんのかよくわからず)
一回帰ってご飯を食べて、午後また出勤。
午後の先生たちは午前の先生たちより雰囲気が優しく感じるし、
少し働き者にもみえる。よかったー!
教育事情や幼稚園について質問したら熱心に説明してくれて、
いろいろ教えてもらうことが出来て充実した午後だった。

昨日ネレイダ園長に会ったときに来週講座を持ちたいと頼むと、
あっさりOK
本当は園の活動見てからしたかったけど、
子どもが登園し始めてからだとなかなかやりずらいだろうし。
日本の保育園の紹介だけだから、さして事前調査もいらない。
思い切って頼んでよかった~。
まだうまくしゃべれないけど、
あたってくだけろ!

園長のネレイダとアナはちゃんと話を聞いてくれるし、
気遣ってくれてすごくいい人。
さすが、園長になる人は違う!
安心した~!
でも今日はネレイダはカラカスに出張中でいなかった。
(昨日急に言われたらしく、翌日早朝戻る)
彼女はいつも忙しそうなのでなかなかゆっくり話せず…

どこの部署も、長だけがすごくいそがしそうにしている。

ま、頼りにできそうな先生が何人か見つかったのが大きな収穫~!


2010年9月11日土曜日

誕生日会におよばれ

友達の息子ナタンの3歳の誕生日会におよばれした。
プールつきの施設がタダで借りられるらしい。
友達の名前はマジェリー、市役所(オフィスはメルカドの2階)で働いている。
夫婦、親戚ともに皆感じのいい人で、2人の息子もすごくかわいい。
ナタンはアルヒミロガバルドンに入園する。

子どもたちは午後じゅうずっとプールで遊び(結構寒いんだけど)


マジェリーは軽食の準備をしてたので、
姪っ子や友達の中学生くらいの子たちとずっとおしゃべりしてた。

夜になってからピニャータとよばれる人形を叩き壊すイベントが始まった。
この国の子どものフィエスタといえば必ず登場するピニャータ。
スイカ割りと思えば許せるけど、
人形をハンマーで叩く図は結構バイオレンス…

割れると中から小さなおもちゃが沢山出てくる。
子どもたちはあらかじめ袋を持ってて、
我先にと袋におもちゃを拾いいれるので、
最後は大人も一緒に大騒ぎとなる。

最後にケーキを食べて終了。


絶え間なく出してくれるお菓子や軽食を一日中食べてたら、
甘いものに胃が疲れた感じに…。
(じゃあ食べるなって話だが、それは私には無理である)

夜中に腹痛と吐き気と頭痛となぜか全身の節々の痛み(肩こりや腰痛、足の痛みまで)で目が覚め、
次の日も症状はかわらず、
全身が重くてだるくて、お腹を壊して、
任地配属後初めて1日家にこもるはめになった。

胃腸薬が早くも切れそう。

2010年9月7日火曜日

初旅行

93日から6日までメリダ州へ先輩隊員はるかちゃんと旅行に行った。
家主の娘のだんなさんリンドルフォに、バス代よりはるかに高い旅行代をちゃっかりとられ、
初日に滝とか国立公園を観光ドライブしながらメリダに送ってもらった。



 途中4000mくらいの高さの山によったのだが、普段暑いところで働いてる私達。
防寒着なんて薄いパーカーだけ…
さ、寒っっ!!!
ちょーーー寒い、お願い車に帰らして…
しかも苦しい、
息できないっっ!!!
よりによってリンドルフォは半袖で窓全開で車を走らせる…理解不能。
彼のフリースをかりてもまだ寒い。
おかげで「あったかい国に赴任できてよかった」という心境になれたよ、ありがとう。

メリダではとっても感じのいいベネズエラ人カップルの家に泊まり、
2日連続の重い夜食&疲れのせいかお腹を壊した。

2日目に同期ともちゃんの任地ラアスリータ村へ
海賊の洞窟といわれる所があったり、
チャベス大統領(と思い込んでるおじさん)がいたりと、
なかなか見所のある村である。


3日目にメリダに戻ってきて、先輩るみこさんと初対面・合流してメリダ市内観光へ


教会やお土産屋がぎっしり入った大きな市場へ行ったり、
ベネ生活が長すぎてもはや日本人ではなくなってしまったおばあさんの家に行ったり、
はたまた米味ととうもろこし味のアイスを食べたりと、
かなり見ごたえ・食べごたえのある町である。
ちなみにこのアイス屋、世界一アイスの種類が多いということでギネスにのってるらしい!
次回は魚味(しかもサケだのイカだの種類豊富)とかハムチーズ味なんかに挑戦しようかね。

4日目にビスククイへ帰村、
毎日長時間車移動の多い恐慌スケジュールだった。

帰り道では、かなりのクネクネ道にバス酔い、「しばらく旅行はいいや…」という気持ちになり、
帰ってきてから再びお腹を壊すというおまけもついていた。

ま、懲りずにまたすぐ行きたくなるだろうけど!