2011年1月2日日曜日

秘境ツアーーー!!!(前編)

年末年始の長期休みを使い、12月30日~1月3日に4泊5日のツアーにおなじみ同期ともちゃんと参加した。
行き先はリオカウラ(カウラ川)!
オリノコ川という大きな河に源流を発するこの川沿いには、
原住民インディオ達の住むいくつもの集落があり、
自然を味わいつつ彼らの集落にお邪魔しようというツアーなのだ!
ベネズエラには世界遺産に認定されているエンジェルフォールを始め、有名な見所がいくるかあるが、それらをとばしてこのリオカウラを選んだところがマニアックな私たち。

ところが、甘かった。
ベネズエラ、年末年始は皆帰郷やら旅行やらで民族大移動。
ツアーの集合場所であるシウダーボリバル行きのバスがなかなかとれず大苦戦。
行く前日に予約なんて無理だった…。
あんなことこんなことしたあげく、結局当日早朝4時に家を出て、タクシーで10分位でバスターミナルに到着、2時間半立ちっ放しで並んだ結果、無事買うことが出来た。
すごい大変だったが取れて本当によかった。
朝8時半頃発車、11時間ほどかかってやっとシウダーボリビアに着いた。
次の日の朝ツアー出発のため、その名もドンカルロスといういい雰囲気な宿に宿泊。

いざ出発!ツアーはドイツ人4人エストニア人2人オーストラリア人1人とインターナショナル。
ガイドはベネズエラ人だが英語だった。久しぶりの英語。
「あれ、疑問形って…(しばらくたって)ああ、デューユー…?」
って具合に完璧なまでに英語が出てこなくなっていてびっくりした。
中一レベルに逆戻りである。

途中の休憩所でトイレに入っていく鳥発見!(いきなり襲ってくるので緊張しながら接近し撮影。)


さて、4時間ほど車に乗っているとついにリオカウラに到着!

と、いきなり上裸で川で水浴びしているインディヘナの女性登場!
おお、秘境だ!
近くの食堂へ行くとトイレが無い!(まだついたてはあったけど)
おお、秘境だ!

コーラを注文するとコップが無いらしく、かわりにビン(おそらくマヨネーズの)が出てくる!
おお、秘境だ!

何気にオイルマネーで発展しているベネズエラ、
普段途上国っぽさを感じることは少ないが、
ここにきてやっと協力隊っぽくなってきた!

レストランの裏手に行くと、なにやらインディヘナの親子が。
彼らは民族ごとにそれぞれ違う言語を喋るため、
スペイン語が通じない。
でも、なんとか単語がわかるらしい母親らしき女性としゃべっていると、
ビーズのネックレスを首につけてくれ、プレゼントしてくれた!
おお、秘境の歓迎!


彼らは女性も男性もビーズのネックレスをつけててかわいい。
女性や女の子は顔に模様を描いてたりして、それも素敵。
秘境万歳!

なにせ、ベネズエラには中南米の国々には大体あるコロニアル調といわれるスペイン植民地時代の素敵な街並みなんて全然残ってないし、遺跡なんかもないし、普段の生活で民族衣装なんてまず着ないし、だから手工芸品も全然ないし、文化面ではホントつまらないのだが、ここは違う!

わくわくしながら小さなボートの木の板に座って出発!

2時間ほど立った頃、川イルカがいるというスポットに到着!
ガイドが船底を叩くと、
イルカ、はねるはねる!
うすピンク+うすグレー色したイルカたちに無事会える事が出来た。

その後、休憩など無くひたすらすすみ、おしりが痛くなり、
まだ着かないのかという疑問さえむなしくなった頃
(実際3時間後くらい)
秘境の家発見!!
初めてハンモックで寝た。

屋根を支える中心の柱にロープが結び付けてあるため、
誰かが動くと全体が揺れるハンモック。
初日はあんまり眠れないと言われたが、
疲れてたのか意外と寝れた。

翌日はいよいよインディヘナの集落へ!
まずはサネマンという民族の村へ。

彼らの家は四角い形。
栄養がかたよってて足りず、お腹がぽっこりしているという。


学校っていうけど、絶対ちゃんと機能してない気が…
でも、子どもたちはちょっとシャイで、
そして目がキラキラしててかわいかった。


次はジェクアナという民族の村へ。

彼らの家は丸い形。
彼らは写真を撮られるのが嫌いだから撮っちゃダメとガイドに言われたが、
折り紙作戦で仲良くなったら普通に取らしてくれた。
集落にもテレビがきている。

生活の優先順位、絶対違う気がする。。。
秘境なのに勿体無い…


なんかの動物の肉。おいしかった。


木にほされたパンツ。せっかく洗ったのに、その干し方じゃ…。。。

やはりここは秘境だ。

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