2010年11月27日土曜日

東京音頭普及活動!

1125日夜、後輩隊員の配属先の大学で文化祭があった。

この大学、ベネ人以外にも世界各地からの留学生がいる。
アジア・アフリカ・ヨーロッパ…
彼らはスペイン語が母国語ではないから、ゆっくりめに話すのでかえって聞き取りやすい。
現地人のスペイン語は強いし早いし、声がやたら大きい人が多くて、
一言で言えば、まあ「うるさい」、
たまに「怒ってるのか?!」って思うくらいだが、
留学生達の話し方や態度はとても落ち着いてて、なんか癒し系…。
ベネズエラを客観的に見ることができる彼らとは、
考え方も共感できる部分が多いにあるように思った。
私が活動する村とは雰囲気が全然違う~。
アジア人だからといってとからかわれることも絶対にないし、居心地いい。。。

そんな大学での文化祭は、「Noche Internacional」(直訳 インターナショナルな夜)と題され、
各国の民族衣装のファッションショーに始まり、
ベネズエラの伝統音楽や踊りが披露された。

我ら隊員5名は、
私がゴリ押しした東京音頭の披露の案が通り、。
直前に即席で練習。
さすが日本人、すぐにマスター。
盆踊りの最後には学生達も参加させて、わけわかんない感じになっていたが、
輪になって曲とともに歩いてるだけで盛り上がり、
私の中でかなり重要なミッションである“東京音頭を世界に広める活動”が無事できて満足である。

学生達によって作られた各国の料理も招待された村人達を中心に振舞われていた。
後輩はてんぷらを作っていた。
野菜がかたかったらしく、手の皮が大きくむけて痛そうだった。
すごいがんばりやさんである。

次の日は大学が休みだったので、隊員4人で川へラフティングをしに行った。
ヒッチハイクで牛用の荷台にのってドナドナ、
さらにバスを乗り継ぎ、集合場所に時間通りについたものの、
旅行会社の人、全然迎えに来る気配なし…
1時間半待つも、さすがにくたびれてレストランに入って注文したところで、
なんと迎えが到着!
あまりにおきまりのパターンに驚きである。
注文したのが軽食エンパナーダでよかった。
お腹が満たされれば待たされたイライラも消えるのが私の嬉しい性格である。
車の荷台にゆられて草原、山道を走り、準備をして川へ。

立派なボートにのって出発!
波にやられてボートから落ちたり、結構スリリングだなと思っていると、
高い岩から飛び降りようという。
泳げない先輩女子隊員、
「飛び込みはしない」と言っていたのに、何気に岩の上へ!
顔は青ざめ足はふるえ、なかなか飛べずに時間が過ぎていくが、
ついにジャンプ!!
さすが協力隊員。これはあたしも挑戦しないわけにはいかないと思い、岩を登る。
が、いざ岩の上に立つとかなりの高さに感じる…
例にもれずかっこいいインストラクターの手をにぎり、離し、にぎり、離し、
ああ勇気が出ない。
にぎって飛んだほうがいけそうだと思い、再びにぎって、
いざ!
ぎゃあああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

って感じかなと思っていたが、
案外空中にいる時間は短かかった。
でも落ちたときの衝撃で頭がガンガン、
もう一度はいいや…と思っていると、
さっきの先輩、また岩に登っているではないか!
しかも今度は登るやいなや即効飛んでいた。
さすが協力隊員女子である。
そんなこんなで久々にアドレナリンが放出され、
かなり楽しかった!!

帰り道、学生たちに会った。
またまた軽トラの荷台に超満員で乗って、
気持ちいい風をあびながら、
リキュールを原液で飲みながら、
また楽しく大学へ帰った。




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