ベネズエラでボーリーバル革命と題して社会主義化をすすめているチャベス大統領、
彼の過激な発言や「こんにちは大統領」という番組も有名である。
そんな彼に会うチャンスがめぐってきた。
「明日大統領に会いに行くからまりえも行こう!」
と言う文化センターの同僚たちとともに、
一体何の集会だかよくわからないまま行くことへ。
いつもはのんびり座ってしゃべっている同僚たちも、
大統領に会うための準備で大忙し。
旗作り、プラカード作り…
夜も文化センターに呼び出されたから行ってみると、
まだ旗作ってる!
が、音楽かけて秘密でお酒を飲んでて、ほぼ宴会状態。
私は先に帰ったが、なんと夜10時過ぎまで働いていたと言うから、
彼ら(特に長)の政治活動に対する意欲は普段の仕事の10倍くらいである。
次の日、プラザ(町の中心)に行ってみると、
市役所の前から何十台というバスにギューギューに人がのって
会場のバリーナスへ向かっていくではないか!
これはかつてない一大イベントである。
会場へ着くと、近隣の州からも大勢の赤の人々が来ていた。
完全に社会主義者たちの集会だ。
これはもしや、JICA規定で参加してはいけないという政治的集会…!
よく考えたら、大統領が登場する場所なんだから当然だが…。。。
ひたすら盛り上げる司会にのせられて歓声をあげ、
ただで配られるオレンジを食べまくり、
インディオたちと写真をとり…
ついに大統領登場!
1階の前列の方に陣取っていた我ら、
席の先頭まで行って15mくらいの距離で大統領を見ることが出来た。
(日本人ボランティア代表として話せなかったのは残念だけど。)
ところが、
大統領の演説が終わる前に帰る人が多数!!!
はるばる何時間もかけて来て、
何時間も待ち、
相当盛り上がっていたのに…
同僚たちもその流れに便乗。
早く帰りたい人々で出口が開いたときにはなだれ込むように人が動いて危険!
さらに、
“まだ終わってないのに帰るのか!?”という感じで、
怒ってペットボトルを2階席から投げつけてくる人多数!
こわっ!!!
中にはまだ水が入ってるのを投げてくるやつもいて、それが近くの人の頭に直撃してたもんだから、
超危険!!!
ここで怪我なんて絶対出来ないのに~~~
そして帰り道。
乗ってきたバスが見つからず同僚たちと歩き回り、
結局ビスククイに着いたのは夜の12時を回った頃だった。
大統領に会うのも一苦労である。
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