2011年8月13日土曜日

エンジェルフォールツアー

世界遺産に指定される世界最高落差(約1㎞)の滝エンジェルフォール!
南米最大の秘境ギアナ高地―カナイマ国立公園内にあるこの滝を見に行くため
ベルナルツアーという旅行会社にツアーを申しんだ。

首都カラカスから飛行機でシウダーボリーバルへ。
さらに、翌朝小型機でカナイマ空港へ。

なぜか豹柄
 小さな売店みたいのがあるだけの空港へ着陸。
そこで水着に着替え、トラックに乗って船着場へ向かう。
早くもジャングルな気配。
が、以外にも日本語で歓迎された。

「ようこそ」の看板

 ガイドはぺモン族のカイコというお兄さん。
 「蚕か、覚えやすいなあ。」と父。
ああ、覚えやすい。

エンジンボートはちょっと波があると結構水をかぶるので、その度にキャーキャー盛り上がる。
母、誰よりも叫んでいた。
河の水や土が赤い
船で行くこと3~4時間、夕方近くなってついにエンジェルフォールの流れ落ちるテーブルマウンテンのふもとへ到着。
霧がかっていて見えないことも多いと聞いていたため、
“山の茂みを分け入り、霧が晴れたその瞬間ついに目の前に雄大な滝が姿を現した―!”的なことを想像していたのだが、天気が良かったせいで最初から丸見え。
なんだかありがたみが無い。

滝の見晴台まで「普通1時間のところを45分で登ります」とガイド。
欧米人の若者ばかりだったし、母はかなりきつかったようだったが、フーフー言いながら何とかついて行った。
スペイン語でサルトアンヘル。
日本語でいうと天使の滝…
落差がありすぎて下に落ちるまでに霧になってしまうために、滝つぼが無い。
天空から静かに流れ落ちて水しぶきが広がっていく姿は、まさに天使のようなイメージ。

近くで見るとどれくらい高いのかがよくわからなかったけど、
次の朝キャンプ地から見たら雄大さが半端なかった。

カナイマには、他にも見ごたえある滝が。
サルトサポという滝は横幅があるのだが、なんとその裏側を歩くことが出来る。
物凄い水量で、一番すごいところでは息できない目も開けられない!
ロープをたぐりながら歩き、めちゃスリリング!
肥田家一同大興奮。
ぶっちゃけ本命のエンジェルフォールより良かったのではないかと一同の心の中に浮かぶ程だった。
またまた岩をよじ登ったり母は大変そうだったが、意外に父の方がこけたり怪我したりしていた。

ところで、1日目のキャンプ地ではハンモックでの睡眠。
もちろん父母初体験。
1時間ごとに目が覚めちゃったよ」と言う父に対し、
ハンモック大好きな私。
夜中相当な豪雨で、皆起き出したというかなり大きな雷が落ちたにもかかわらず、
一切その記憶が無いほど爆睡。
娘の逞しさにきっと両親も安心したことだろう。


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