2011年8月31日水曜日

宗教とは

元スペインの植民地であったベネズエラ、大多数の人はキリスト教である。
とくにカトリックが多いが、その他にもいくつか宗派がある。
そもそも協力隊応募時、アラブのイスラム系国に行きたかった私。
宗教と生活が密接な関わりを持っている国に興味があった。
子育てや教育にも宗教が大きく関わっているのではないかという予想もあった。
結果としてアラブ方面には行けなかったが、村で一番仲の良い家族は熱心なキリスト教徒なので、教会や活動に参加して、その生活が随分宗教と関わりが深いことを知った。
そんなこの国で、やはり「何教か?」と聞かれることは多い。
一応「仏教と神道」と答えているが、あまりにその教えを知らないと実感。
隊員連絡所にある宗教の解説書やら日本から持参した般若心経の解説書やらを読んで勉強。
他の宗教との違いとか、歴史や考え方の大まかなことがわかってきて、今まであまりにも知らなかったんだなあと自分で驚いた。

最近首都にいた折、アーリークリシュナの寺院に行く機会があった。

話を聞いてもよくわからなかったが、どうやらヒンドゥー教の一派らしい。
同期隊員の友人(ドイツ人)の友人が信者らしく、滅多に行けるとこでもなさそうなのでついていってみることに。
寺院(といっても大きな家のような感じ)ではレストランを経営している。

彼らは菜食主義で肉類は一切入ってないのに、どれもこくがあり、うまくスパイスが使われていてめちゃくちゃ美味しい!
あまりにもどれを食べてもおいしかったので、ぜひ野菜嫌いなベネズエラ一般に広めて欲しいと思った。


ところで、首都などに行くと「私は創価学会だよ」と言う人にも結構会うのに驚かされる。
今回、都会だけかもしれないが、キリスト教以外にも結構いろいろな宗教を信じている人がいるんだとわかった。
自分で選んで宗教に入るとか、宗教的実践とか、どうしても日本人にはわかりにくい感覚だが、彼らにとってはごく自然なことのようだ。
人間っておもしろいなー

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