2011年9月8日木曜日

ベネ的リゾートの過ごし方

なかなか終わらない長期休み。
同期ともちゃんの配属先の養護学校の校長先生とその家族&親戚とパラグアナ半島のビーチに遊びに行った。

一軒家を貸切り。海の近くに住む友達の家にでも訪ねてきたような感じがした。
海はすぐ目の前!絶好のロケーションである。
着いた日は夜だったので、翌朝になって散歩。
船の前に干された洗濯物が色とりどりでかわいかった。

SAMURAI(侍)の家発見

青くて綺麗な海
…が、海岸にはひたすらゴミ。
海岸から離れて道をあるいていても、ゴミ。
そしてそれらをあさるブタ!
ヤギだのブタだの野放しで行きかう動物達には癒されるが、なにせゴミだらけなのが残念である。
途上国の現実を見る。 

さて、ベネズエラ人家族との海での過ごし方は…
朝ごはん→海へ→ビール→昼ごはん→ハンモックで昼寝→ゲームまたはダンスにビール→夕方また海へ→夕飯→ビールにおしゃべり…
食べて飲んで泳いで寝ての繰り返しを毎日、1週間。
見事にリゾート的過ごし方を実践出来た。

でも何よりも楽しかった理由は、この家族が素敵だったからに違いない。
10代~20代の子どもと若者達が多くて、みんな元気いっぱい。
でも、アンデスの山地方の出身のせいか、ちょっとシャイなのがまたかわいらしい。
海では皆で遊ぶ。
いろいろな遊び方を学んだ。
 ① 騎馬戦
少年達が女子達を肩車して戦いだしたので、自由奔放なラテンぽいなあと思って見ていたら、「日本人対決をしよう!」と私VSともちゃんの騎馬戦を要求。
いやいや、水着の女子が戦うなんてグラビアアイドルだか芸能人だかの番組でもあるまいし!
第一肩車される年齢じゃないし…!!
必死に断ったが結局やるハメになってしまった。
やってみたら面白くて、後日またやった(笑)

 ② 海草戦争
海に浮かんでいる海草を集めて丸めて投げ合う。
子ども達だけでなく、おばさん(母親)まで参加し、本気でやりあって楽しんでいる!
年齢に関係なく皆で楽しむところがいいなーと思った。
が、海草、あたると結構痛い…。

 ③ シンクロ技披露
輪になって順番に逆立ちを披露していく。それだけ。
ちょっと違うことをしてみたら、皆がそれを真似しようとして遊びが広がった。
さらにシンクロ技をいろいろ開発。
逆立ちがうまくできなかっただけなのに、「アレパのひっくり返し」とか命名しちゃうところがユニークである。

滞在中2回ほど少し離れたビーチへ皆でトラックの荷台に乗って出かけた。

結構観光客の多いビーチだったが、牛が歩いていた。

ベネズエラ本土の最北端。
海岸が荒々しい。


砂丘
半島への往復途中通ったコロという町で砂丘が見れた。
“ベネズエラには砂漠もある!”と前から聞いて期待していたが、“あれ、もう終わり?”というようなかなり小さなものだった。

手作りの食事も毎食おいしかった。
羊の肉をさばいて燻して食べた

ところで、途中で彼らの友人であるカップルがやってきて一緒に海へ行った。
しかしこのカップル、2人していちゃつくのみ。
なんのために合流したんだ!?
そんな彼らから
海でのカップルの過ごし方を学んだ。
          彼女を浮かせて支える
          海岸に腰掛けて優しく水をかけあう
          家族が海の中で輪になってビーチバレーをしている中心で熱く抱き合いキスをしあう
―いやいやいや!
家族団欒を邪魔しているとしか思えない…。
しかし、そんなツッコミを入れたくなるのも我ら日本人2人だけのようである。
他は誰も気にしていない!
愛情表現はきっと当たり前なのだ。

いろいろ学んだ一週間であった。

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