2011年9月21日水曜日

Viva Mexico -2-

グアダラハラは植民地時代の歴史ある建物を残しながらもメキシコ第2の都市という大きな街である。
着いたのは夜だったが、泊まったHospedarteユースホステルではちょうどテキーラパーティーが開かれていた。
グアダラハラはテキーラの産地の近くで有名なのである。
1杯だけいただいた。強いけど、飲んだ後にレモンをかじると爽やか!


疲れ果てていたため1杯で酔っ払い、すぐ寝ようとすると、部屋の目の前の庭で夜中まで大騒ぎカラオケ大会(!?)が続き、なかなか熟睡出来なかった…。

翌日はちょうど独立記念日で祝日にあたっていた。
わりと楽観的な私はあまり心配していなかったのだが、いざ出かけると観光名所が見事に閉まっていた!
行くところ行くところ全て…
世界遺産なんかも見ることが出来ず、非常に残念だった。
しかし、市場などはやっていたので観光がてらウロウロ…。
市場の食堂街に行くと、意外と日本食屋が多いことにびっくり!
海からは離れているのに魚介を扱う店も多い。
一番お客が多い店に近づくと、中国人っぽいおばちゃんがいた。
日本食屋だから日本人かなあなどと考えながら近づくと、
「ニホンジンデスカ?」と声をかけてきてくれた。
彼女の名前はながとめふみこさん。
ご両親が日本からやって来た日系2世。
魚のスープや魚介のマリネをのせたタコスを注文すると、どれも美味しい!!
さらに、海老をおまけでいれてくれ、ジュースもサービスしてくれた。
最後お勘定しようとすると、
「お代はいいわ、また来てね」と、いくら払おうとしても受け取ってくれなかった。
こんな日本から離れた国の首都からも離れた町の雑多な市場の中で、日本人が頑張って働いていることを知って、ふと何とも言えない気持ちになった。
そして同じ日本人に対してとても親切にしてくれたことに、なんだかとても感動した。
若干グアダラハラまで来たことを後悔していたのだが、いや来てよかったと思わせてくれる出会いだった。


ソカロ(旧市街の中心地)へ行くと独立記念日ということで、屋台が出ていたり、顔にペイントしている人がいたりととってもお祭りムード!

ひとつ私も国旗柄のつけまつ毛でもしようと、売り子のおばちゃんに声をかけた。
が、おばちゃん、目の上のくぼみを指して言うには
「あなたの顔にはつけられないわ…掘りが深くないと…」
―がーん!!断られた!
なんとも申し訳なさそうに言われたことがまた悲しい。
確かに自分もろ日本人顔ですが。
でも試しにつけてみてくれたっていいではないか!

一緒に独立記念を祝う気持ちがちょっと冷め、町を散策に出かけた。
結構町は近代化されてしまっており、ちょっとした美術館と、ルイスバラガン建築のカフェへ行ったあたりで雨が降ってきてしまい、観光は終了―。
夜は若者集うバーに行ってメキシコ産ビールで乾杯♪


お通しのチップスでお腹が膨れ、ビール小瓶1本で2時間ほどねばって帰った。
しかし、やはりそんなものでお腹は満たされなかったらしく、
夜中にお腹がすいてしまって、今夜もまたなかなか寝付けないのであった…。

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